BrandLand JAPAN

  • Event Report
  • July 25th, 2018

2018度KICK OFF EVENT REPORT

2017年度からスタートした「BrandLand JAPAN」。第一回となった昨年度は、12の採択事業者がアジアや欧米を中心とした世界の市場に挑戦。見事、成功を収めた事業者がいる一方で、思うような成果をあげられなかった事業者もいるなど結果はさまざまでしたが、そのいずれも、未来の可能性を広げる知見を当事者ならびにこれから海外進出を目指す全国の事業者にもたらす、非常に有益な取り組みとなりました。

そして、昨年度の経験を糧にさらなる飛躍を目指すべく、気持ちを新たに迎えた2018度の「BrandLand JAPAN」。キックオフイベント「JAPAN BRAND OPEN DIALOG」が、7月25日、東京・大手町にある日経カンファレンスルームにて執り行われました。会場には今回採択された14プロジェクトの事業者とプロデューサー、シニアプロデューサーが集い、事業内容の説明や海外進出のプランなどについてプレゼンテーションやセッションなどを実施。真夏の猛暑に負けないほどの熱い1日となりました。

目標は、すべてのプロジェクトの成功

開会にあたり、まずは経済産業省の商務・サービスグループ クールジャパン政策課の三牧純一郎課長が登壇。「BrandLand JAPAN」がスタートするまでの歩みや、当事業への期待などを語られ、最後には14プロジェクトすべての成功が目標だと力強く宣言。会場の空気が引き締まりました。

続いて「BrandLand JAPAN」運営事務局を代表して、凸版印刷株式会社の折尾が事業概要を紹介。昨年度の取り組みの様子や、本年度のスケジュールを発表し、これまで以上に日本全国の事業者のサポートをすべく、さまざまな情報の紹介や、英語版ウェブサイトの構築、SNSでの発信など、多くの施策を展開していきたいと本年度の意気込みを語りました。

その後、プロジェクト見守るシニアプロデューサーとして、日本空港ビルデング株式会社取締役副社長執行役員の大西洋氏、内閣府政策参与クールジャパン戦略担当の浜野京氏、WELCOMEグループ代表取締役の横川正紀氏、株式会社スマイルズ代表取締役社長の遠山正道氏、株式会社やまとごころ代表取締役の村山慶輔氏のプロフィールを紹介すると、いよいよイベントの本題ともいえる、各プロジェクトの説明、ならびにセッションのスタートです。

本年度の採択プロジェクトの詳細が明らかに

セッションは、採択された14プロジェクトを、ものづくりや食、インバウンドなど近しいジャンルごとに5つのグループに分け、それぞれひとりのシニアプロデューサーがモデレーターを務める形で行われました。

はじめに各プロジェクトの事業者とプロデューサーが、商材の特徴やこれまでの取り組み、海外市場開拓への展望や目標などについてプレゼンテーションを実施。同じグループのプロジェクトが説明を終えるごとに、担当シニアプロデューサーが総評を話されました。さらに質問を投げかけて課題をあぶりだし、的確なアドバイスによってプロジェクトをサポート。中には厳しいご指摘もありましたが、それこそが目標達成への重要な道標となるに違いありません。

また、シニアプロデューサーの大西氏による日本の事業者が取り組むべき海外進出や海外展開をテーマにした基調講演も、会場にいるみなさんを勇気づけるものに。日本の産業のポテンシャルを裏付ける事例をあげながら、モノだけでなく、日本のおもてなしや、日本人の思いやりなどもできるだけ海外の人に認知してもらい、それが地域の活性化につながればいいと話されると場内から万雷の拍手を浴びました。

イベント中盤では、「BrandLand JAPAN」と連携するサービス「未来ショッピング」について、株式会社新東通信 ビジネスデザイン本部の榎本裕次氏が説明をされました。イノベーションの創出や、伝統産業や地域のものづくりに携わる中小企業を支援するための同サービスは、購入型のクラウドファンディングサイトでありながらプロモーションとしても活用できる内容です。すでに検討段階の採択プロジェクトもあるなど、今後のサポートを大いに期待させてくれるもので、採択プロジェクトのみなさまや客席のみなさまの注目を大いに集めておりました。

プロジェクトの先輩たちが語った、ありがたき助言や教訓

終盤には、2017年度の「BrandLand JAPAN」を代表して、4つの採択プロジェクトの事業者やプロデューサーが登壇し、実際にこなしたスケジュールや成果などを具体的な数字や事例を交えて報告。その上でシニアプロデューサーの浜野氏をモデレーターに、プロジェクトを振り返るパネルディスカッションを実施しました。語り合った内容は、海外で事業を展開する際に大切なことや、これから世界を目指す事業者へのアドバイスなど。短い期間の中で最善を尽くされた方々だけに、実体験を伴う数々の言葉はいずれも胸に響くものばかり。客席のみなさまが真剣な眼差しでステージを見つめられる姿が印象的でした。

そして、浜野氏がキックオフイベントを総括。「これからいろいろな活動報告をいただけることを楽しみにしています。頑張って下さい」と本年度の採択プロジェクトに選ばれたみなさまに温かいエールを送られました。

最後はシニアプロデューサーや採択プロジェクトの事業者&プロデューサーなどの関係者が集まり、和やかな雰囲気の中、笑顔で記念写真を撮影。その後、同会場で懇親会が開かれ、シニアプロデューサーの遠山氏が「BrandLand JAPANの益々の発展を祈念して乾杯!」と叫ぶと、威勢のいい乾杯の声が会場から上がり、2018年度の「BrandLand JAPAN」のプロジェクトがついに始動となりました。