BrandLand JAPAN

  • Project Report
  • Feb 25th, 2018

Maison et Objet - 9人のリアルストーリー

商品の魅力をディスプレイで表現。

手織り麻・リネンブランド「井上企画・幡」
有限会社 井上企画・幡 
企画・営業 林田千華さん

奈良の伝統工芸品や、リネン製品の製造販売などを行う「井上企画・幡」。同社はいま、主力製品である綿素材の蚊帳の服やテーブルウェアを中心にヨーロッパ展開を狙っている。そんな「井上企画・幡」の企画・営業担当の林田さんに、メゾン・エ・オブジェ出展の手応えを訊いた。

フランス進出を目指すにあたり、ヨーロッパ進出のサポート業務を行う「エービングプラス」さんに相談しました。メゾン・エ・オブジェに出展する前から、事前に何度も綿密な打ち合わせを繰り返し、多くのアドバイスをいただきました。弊社の製品をフランスの消費者が実際にどのように取り入れるのかを、ずいぶん突き詰めて検討したように思います。フランス人にとって使いやすいサイズ感など、どれだけ細かくシミュレーションできるかがとても大切ですね。

リサーチを進めていく中で、弊社の商品が持つ色合いや風合いが、南仏のようなリゾート地の風土にマッチするかもしれないという感触を掴み、「ヴァカンス先で使いたくなる、ホームウェアやキッチンウェアというコンセプトを打ち出すことにしました。この方向性が決まってからは、バスローブやバスタオルなどのカラーバリエーションも含め、詳細がどんどん明確になっていきましたね。

まずは手応えを掴むために、メゾン・エ・オブジェに出展する業者さんが多いと思いますが、でも、やはり事前の準備が大切です。事前リサーチをしっかりしてシミュレーションしていれば、出展中に得るヒントも多くなると思います。

ゾン・エ・オブジェは、ディスプレイもブランドの世界観を伝える大切な要素です。弊社では、看板商品であるふきん全18色を壁にグラフィカルに飾りました。紅やぼたん、藍、青磁、山吹など、独特の和の色づかいがバイヤーさんの目を引いたようです。また、色をきっかけに手触りを気に入ってくださったバイヤーさんも多く、バスローブや羽織り、タオルなど肌に触れる商品の発注を多くいただきました。また、ターゲットしていたフランス以外にも、イタリアやイギリスの会社からのオーダーや問い合わせが多かったのも嬉しい結果でしたね。

BAN INOUE
http://www.asa-ban.com/

文:粟野真理子
写真:井上実香

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