BrandLand JAPAN

  • Final Report
  • March 1st, 2019

「独自の乳酸菌入り石鹸×浮世絵パッケージ」

アジア市場を開拓

事業者名:株式会社GEウェルネス
プロジェクトマネージャー名:合同会社MBeaute/恒吉美香

独自のバイオテクノロジーで発見した「BiProGE(R)乳酸菌」。ミネラルや栄養素が豊富に含まれるこの乳酸菌を配合した、無香料、合成界面活性剤不使用のナチュラル石鹸を、マレーシア、シンガポール、香港を中心としたアジア市場に展開するプロジェクトです。

今回のプロジェクトでは、すでにできあがっている素晴らしい商品を、どうやってアジアの市場にアプローチしていくのか? テストマーケティングとリブランディングに特化して、さまざまな施策を行なっていきました。ターゲットにしたのは、アジアの英語圏の国、マレーシア、シンガポール、香港です。

今回のプロジェクトでは、すでにできあがっている素晴らしい商品を、どうやってアジアの市場にアプローチしていくのか? テストマーケティングとリブランディングに特化して、さまざまな施策を行なっていきました。ターゲットにしたのは、アジアの英語圏の国、マレーシア、シンガポール、香港です。

8月以降は、初めての海外取引先が決まったので、輸出の準備や価格の設定を行なっていました。そして、その作業と並行して、9月にシンガポールで行われたVitafoodという原料のBtoBの展示会に出展させていただきました。GEウェルネスは植物原料を自社で保有しているのですが、日本原料は質が良いということで高くても人気があり、商談の機会は多かったのですが、世界に通用するデータを出しきれていなかったため、成約にはなかなかつながりませんでした。そこで今後はフランスの研究所と一緒に共同研究開発を行い、データを出していこうと思います。サプリメントも化粧品も薬ではないのに、薬以上の効果をみなさんの求められるので、臨床データをどうやって集めていくかがVitafoodでは課題になりました。

また、シンガポールでは、SNS対策として、Instagramの運用を本格的に始めました。石鹸や美容や健康に興味のある人たちのコミュニティに参加させていただき、エンゲージメント率を高める作業を行なっています。

11月には香港で行われた、アジア最大の美容のBtoBイベント「Cosmoprof Asia 2018」に出展いたしました。会場には中国本土からのお客様が多くて、BtoBのイベントなのにBtoC向けのような状況で、すべての商品が売り切れてしまう。使いかけのサンプルまで全部買っていくような勢いで。ただ、中国は石鹸でも薬事法の関係で輸出の認可が下りるまでに1年ほどかかってしまいますし、価格的にも少し早いのではないかという判断になり、50件以上の商談を行いましたが、今はお断りすることにしました。その代わり、中国本土の日系のディストリビューターを通して、越境ECとして販売するのはありかもしれないということで、現在、話をさせていただいております。

1月下旬には美容大国であるタイの「JAPAN EXPO THAILAND」に出展させていただき、現地の伊勢丹に口座をもたれている日系のディストリビューターさんと商談をさせていただきました。バンコク伊勢丹では高齢の富裕層の方がたくさんいらっしゃるそうで、GEウェルネスの商品の中ではサプリメントがいいとアドバイスをいただき、石鹸とサプリメントを展開すべく内容を詰めています。ただし、タイには食品医薬品局(FDA)がありまして、そこを通るのに半年くらいかかり、そこで認可されていない成分が入っている場合、成分を変えなければいけないため、進出時期は検討中です。逆にマレーシア、シンガポール、香港はそれほど規制が厳しくないので、タイに比べたら輸出はしやすいかと思います。

1月末には、海外向けのECサイトをローンチ。すべて英語であることはもちろんPayPalなど世界で使える決済に対応させました。
あと当初からの課題でもありましたが、化粧品のビジネスを行うにあたって、SKUが石鹸しかなくて、ディストリビューターからみても、1つしかない商品を扱うことはなかなか厳しいため、現在新製品の開発を進めております。ブランド価値を高めるべく、すべての商品に日本古来の植物成分を配合する形で、スキンケア関連で2点、ヘアケア関連で2点を商品化する予定です。

リブランディングとしては、パッケージに桐箱を使い、浮世絵をモチーフにしたアートワークを施しました。ニューヨークのブランディングエージェンシーにデザインしてもらいましたが、グローバルなトレンドをわかっていらっしゃるので、素晴らしい仕上がりになりました。日本の方は、高品質な製品を作る技術は優れていますが、その良さを伝えるのが上手ではない傾向にあるので、グローバルに展開するのであれば、デザインに関しては欧米の方々の力を借りるとうまくいきやすいと思います。

今後はリーチと販路拡大を最優先。海外での露出を増やし、なにが売れるのかを綿密にマーケティングしていきたいと思います。2年目で海外におけるeコマース事業を充実させて、1,000万円以上の売り上げを達成することを目標にしたいと思います。3年目は一番の強みである原料を海外のメーカーなどに販売できるところまで実現し、3,000万円の売り上げを目指します。 

PROJECT DETAIL