BrandLand JAPAN

  • Project Report
  • Dec 14th, 2018

外国人の心に響く情報発信とは Vol.2

前回は「外国人の心に響く紹介文」の英語表現について書いたが、今回は「外国人の心に響くビジュアル」について書いてみたいと思う。

なぜ、被写体を外国人に!?

外国人の僕からみて、いつも不思議に思うことがある。それは、外国人ツーリスト向けのパンフレットやチラシ、WEBサイトの被写体に「外国人」を使っていることだ。実は、今回のプログラムのチラシやWEBサイトでも「外国人」のツーリストが、笑顔でコロッケを食べている画像が使用されていた。その写真自体は、まったく問題ない。とても楽しそうでいい。しかし、今回の「円頓寺商店街の暮らし体験プログラム」を紹介するビジュアルとして適切かどうか、と考えると、少し違うという感想を持った。外国人ツーリスト向けだから、被写体に「外国人」を使いたくなる気持ちもわかるが、もう少し踏み込んで、こだわって、写真の選定を考えてみる必要がある。

プログラムの魅力と強みが伝わるビジュアル

もう一度「円頓寺商店街の暮らし体験プログラム」の強みや魅力について考えてみた。「コロッケを買って、食べ歩く」という体験自体は、円頓寺商店街でなくたってできる。ただ、観光地化されていない昔ながらの商店街だからこそできる体験というのもある。それが、商店街で商売をしている人たちとのコミュニケーションだ。「こういう素敵な人たちにも出会えるよ」「ローカルの人たちがしている普通の生活を体験できるよ」そんなことが感じられるビジュアルのほうが、今回のプログラムの魅力が伝わるのではないか。そう考え、肉屋さんのスタッフが笑顔でコロッケを差し出す写真に差し替えた。