BrandLand JAPAN

  • Project Report
  • Feb 25th, 2018

Maison et Objet - 9人のリアルストーリー

パリのセレクトショップは、
日本製のここが好き。

Bows & Arrows
ストア・マネージャー 
クリストファー・ユルスルさん

近年、感度の高いブティックやギャラリーが増えているパリ3区のノートルダム・ドゥ・ナザレット通り。ここにコンセプトストアを構えるのが、100%ジャパニーズ・ブランドを打ち出す「Bows & Arrows」だ。ストア・マネージャーのクリストファーさんは、日本製のどんなところに魅力を感じているのか?

「Bows & Arrows」は、日本の伝統や文化に興味を持つフランス人のオーナーが、2015年に開いたセレクトショップです。扱っているのは、すべてメイド・イン・ジャパンのプロダクト。オーナーが何度も日本各地を旅して、地方の風土が香るクラフツマンシップのプロダクトや、若手アーティストが手がけるアートピースなどをバイイングしてきました。とはいえ商品のほとんどは特別なものではなく、デイリーに使える雑貨や食品が中心です。現在、ここで扱っているブランドは約20社、100種類くらいのジャパニーズ・プロダクトを販売しています。

お客さんのほとんどはフランス人で、若い人から年配の方まで年齢層は広いですね。最近、特に人気があるのは、コスメ用品です。日本製はクオリティが高いので、よく売れています。また、気軽に購入できるスナック菓子や、使い勝手のよいキッチンスポンジなども人気です。価格が安くても高い品質を誇るのが日本製の力だと思いますね。また、ミニだるまなど、日本の文化に根付いた縁起物のプロダクトに興味を持たれるお客さんも増えました。フランス人は、物事の背景を知りたいと思う好奇心旺盛な国民性なので、熱心に商品の説明を聞いてくれます。

メゾン・エ・オブジェに出展しているジャパン・ブランドとも、何社か取り引きさせていただいています。今回も会場を巡り、新しく買い付けさせていただきました。会場はとても広く、多くのブースがひしめいているので、やはりブースの存在感が強いところに足が向いてしまいますね。メゾン・エ・オブジェの会期は限られていますので、一期一会を大切に探しています。

Bows & Arrows
http://www.bows-and-arrows.net/

文:粟野真理子
写真:井上実香

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