BrandLand JAPAN

  • Project Report
  • Nov 6th, 2017

三陸の海で育つ「泳ぐホタテ」

みなさんはホタテが泳いでいるのを見たことがありますか?
私たちの商品は岩手、三陸の活きた状態でお届けする新鮮な「泳ぐホタテ」です。
世界三大漁場の一つと言われる三陸。入り江の深い三陸海岸は山が海の目前まで迫っているため、森のミネラルをたっぷり含んだ山水がそのまま海に注がれます。海に注がれた山水は海水と混じり合い豊かな海産物を育てます。
それゆえに、岩手のホタテは2年物でも大きく、海と山の栄養をたっぷり吸い込んだ上質なホタテが採れるのです。ホタテは北海道・青森・宮城でも獲れますが、岩手のホタテは日本一高い浜値が付きます。岩手の海、そして山に感謝です。

味、大きさ、鮮度のこだわり

ヤマキイチ商店で扱う一番小さい「大中活ホタテ」でも貝殻の直径が約11cmから11.5cmほどの特大ホタテ。幻のホタテは15cm以上にもなります! ヤマキイチ商店ではそんな贅沢なホタテを泳ぐほど新鮮な状態で召し上がっていただくために、徹底した品質管理でお届けしています。 この「泳ぐホタテ」はお刺身でも焼いても、和・洋・中どの料理でも絶品です。 私たちはこの「泳ぐホタテ」を世界一だと思っています。

震災を乗り越えて

2011年の東日本大震災で、三陸は壊滅的な被害を受けました。ヤマキイチ商店も事務所や生け簀を流されました。これまで従事してきた水産業から離れる方も多くいました。しかし、そのような逆境の中、ヤマキイチ商店は震災翌年には工場を再建。震災のように時として脅威にもなる三陸の海に目を背けることなく、これまで地元釜石、三陸を潤してきた豊かな自然と海産物を取り戻すべく取り組んできました。

三陸、釜石から海外へ

ここに来て業績も震災前の水準を取り戻しつつあります。しかし、釜石の地元産業はまだまだ復興の道半ばです。震災を経て大きく市場環境も変わり、地元中心の内需だけでは経営が成り立たなくなっています。
また、この震災で多くの気づきもありました。復興支援で国内外から多くの方が三陸、釜石に訪れ、支援いただいた際にホタテを振る舞ったところ、「びっくりするほど美味しい」、「自国でも絶対に売れる」と絶賛いただきました。特に香港の方とは継続したお付き合いとなり、現在では香港の高級中華料理店に「泳ぐホタテ」を卸しています。

香港、シンガポールで流通させるために

そこで今回、岩手、三陸の海産物の販路開拓、売上拡大を図るため、香港、シンガポールで、国内で提供しているものと同レベルの三陸の高品質で新鮮な「泳ぐホタテ」を流通させるため取り組んでいきます。
まずは、越境ECや現地の物流、オペレーションの構築のため、香港とシンガポールそれぞれで依頼できる現地協力会社を選定している最中です。
これは事業のベースになるもので、海外からの注文・発送・問い合わせ・クレーム対応などをリアルタイムで実施するための体制が必要です。「泳ぐホタテ」というとりわけ鮮度を重視した生鮮食品を扱うため、慎重かつ緻密にフロー設計、体制構築をしていかなければなりません。これが目下の課題になっています。
物流に関しては、香港では中華料理店に卸している実績もあり、ある程度の目星が付きますが、シンガポールでの展開は初めてのため、国内からシンガポールへ配送のトライアルを11月に行う予定です。そのため、輸入ライセンスを持つパートナー企業を選定し、配送トライアルの準備を進めています。

「泳ぐホタテ」を早く届けたい

余談ですが、9月27日~10月3日に伊勢丹 新宿店で催事を行いました。もちろん「泳ぐホタテ」を使ったメニューで、カルパッチョや炊き込みご飯、田舎煮などが並びました。催事期間中は外国人の方も多く訪れ、みなさん試食を口にした瞬間、ニッコリ。それを見て、“早く香港、シンガポールの方々にもこの笑顔を届けたい!”そんな思いを強くしました。