BrandLand JAPAN

  • Project Report
  • Nov 6th, 2017

地域のインバウンド活用術 
トラベルマートの使い方

インバウンドで地域を海外にプロモートとしていくために何から手をつけようかというとき、1つの選択肢にあがってくるものが、トラベルマート(旅行博)への出展である。世界各地では、様々な旅行博が開かれているが、いざ活用するとなると意外と難しい。 今回、YAMABUSHIDOでは、BrandLand JAPANおよび山形県の支援をうけて、はじめてビジットジャパン・トラベルマート(2017.9.21〜9.23)に参加した。そこから得たトピックをいくつかご紹介したい。

1,「旅行博のタイプ」を考える

世界の旅行博には、大きくtoB型(旅行会社やバイヤーが参加)と、toC型(一般生活者が参加)があり、さらには、PRや情報発信を中心に行うもの、商談を行うもの、会場での即売を行うもの、など様々なタイプがある。今回のVJトラベルマートは「商談会」がメインであったため、YAMABUHIDOのような特定の着地型コンテンツをもつ地域の旅行会社にとっては絶好のセールス機会であった。 このように、自分たちの業種や売り出したいものによって「旅行博のタイプ」を考えて、戦略を作ることが重要である。

2,「売り込むための準備」をする

今回、YAMABUSHIDOでは、BrandLand JAPANのプロジェクトマネージャーをつとめるwondertrunk & co.や外部アドバイザーとともに、旅行博のために商品情報や価格などを整理した「商談素材」を用意した。 旅行博というと、PRのチラシを配ったり、海外の旅行会社と名刺交換をしたり、というイメージがあるが、商談会として旅行博に参加する場合には、商品特性のみならず、価格、日程などに加え、窓口担当者の写真を入れるなど、一般消費者向けの商品説明とは別の、代理店向けの売り込むための説明資料で商談素材はしっかり整備した。また、今回、売り込み先として重点国ドイツの代理店向けに、急遽ドイツ語の資料を作成し商談会に臨んだ。

3,「空いている時間も飛び込み」で活用する

VJトラベルマートは、事前の商談マッチングシステムを使い、セラーとバイヤーがプロフィールを見てアポイントをとる仕組みになっている。 我々も事前にリサーチし、早々に目一杯のアポをいれられた。3名体制で、アポ担当、自社ブース担当、 飛び込み担当と分担し、空き時間に、アポをとれなかったバイヤーに飛び込みで挨拶やセールスに行い、結果的に50名を超えるネットワーキングができた。また、こうした公的色彩の強い商談会は日本国政府の現地各国担当者が来ており、情報収集やその場で当方のプログラムとのマッチング可能性の高そうな代理店を紹介していただいたり、現地の状況の情報収集や、来年以降に向けた取り組みなどヒアリングができ、来年の取り組みに繋げられそうな素地を作れた。

今後もBrandLand JAPAN事業をYAMABUSHIDOが学んだことを、日本の地域プレーヤーの皆さんにご紹介していきたい。